「アタマの引き出し」は「雑学」ときわめて近い・・日本マクドナルド創業者・藤田田(ふじた・でん)に学ぶものとは?

◆「アタマの引き出し」つくりは "掛け算" だ : 「引き出し」 = Σ 「仕事」 × 「遊び」
◆酒は飲んでも飲まれるな! 本は読んでも読まれるな!◆ 
◆一に体験、二に読書、その体験を書いてみる、しゃべってみる!◆
◆「好きこそものの上手なれ!」◆

<旅先や出張先で本を読む。人を読む、モノを読む、自然を読む>
トについてのブログ
●「内向きバンザイ!」-「この国」日本こそ、もっとよく知ろう!●

■■ 「むかし富士山八号目の山小屋で働いていた」全5回 ■■
 総目次はここをクリック!
■■ 「成田山新勝寺 断食参籠(さんろう)修行(三泊四日)体験記 」全7回 ■■ 
 総目次はここをクリック!
■■ 「庄内平野と出羽三山への旅」 全12回+α - 「山伏修行体験塾」(二泊三日)を中心に ■■
 総目次はここをクリック!


「個」と「組織」のよい関係が元気をつくる!

「個」と「組織」のよい関係が元気をつくる!
ビジネス寄りでマネジメント関連の記事はこちら。その他の活動報告も。最新投稿は画像をクリック!



ご意見・ご感想・ご質問 ken@kensatoken.com にどうぞ。
お手数ですが、コピー&ペーストでお願いします。

© 2009~2024 禁無断転載!



2009年6月5日金曜日

「男の修行」(山本五十六)


 連合艦隊司令長官・山本五十六(1884-1943) は、越後長岡の人である。
 
 家臣・河井継之助(かわい・つぎのすけ 1827-1868)が指揮した長岡藩は、幕末維新の際、戊辰戦争において新政府軍と徹底抗戦を行った末に敗れ去った。司馬遼太郎の長編小説『峠 上下』(新潮文庫)は河井継之助の生涯を描いた名作である。もっと知られてよい作品だ。

 窮乏した藩士を救うために贈られた米百俵を、継之助のライバルであった小林虎三郎(1828-1877)が藩士に分配せず、売却して学校設立を行ったことは有名な逸話として残っている。藩士たちの抗議に対し、虎三郎は、「百俵の米も食えばたちまちなくなるが、教育にあてれば明日の一万、百万俵となる」として押し切った。いわゆる「米百俵精神」である。松本健一の『われに万古の心あり-幕末藩士小林虎三郎-』(ちくま学芸文庫、1999)という評伝に詳しい。

 こうして設立された国漢学校が発展して旧制新潟県立長岡中学校(現 新潟県立長岡高等学校)となった。長岡藩士の子弟であった山本五十六もここを卒業している。山本五十六は、いわば維新の「負け組」から立身した人間であることを覚えておきたい。会津ほどではないが、苦労人としてのルーツがここにある。

 この山本五十六には、リーダーシップの名言があり、世の中によく知られている。

やってみせて 言って聞かせて やらせて見て 
 ほめてやらねば 人は動かず


 これほど有名ではないが、噛みしめるに値する名言がある。「男の修行」という。

苦しいこともあるだろう
云い度いこともあるだろう
不満なこともあるだろう
腹の立つこともあるだろう
泣き度いこともあるだろう

 これらをじっと
 こらえてゆくのが

男の修行である


 一昨年、広島県の軍港・呉(くれ)市にある「大和ミュージアム」に行った際、ミュージアムショップでこの色紙を入手した私は、机上において、折にふれて見ては心を引き締めている。




山本五十六の名言「男の修行」色紙です。
男ならぜひ机上に一枚!  





<ブログ内関連記事>         
               
「やってみせ 言って聞かせて させてみて ほめてやらねば 人は動かじ」 には続きがあった!-山本五十六 その2


P.S.読みやすくするために、レイアウトなどに変更を加えた。ただし、内容には手はいれていない(2011年7月22日)


(2023年11月25日発売の拙著です 画像をクリック!


(2022年12月23日発売の拙著です)

(2022年6月24日発売の拙著です)

(2021年11月19日発売の拙著です)


(2021年10月22日発売の拙著です)

 
 (2020年12月18日発売の拙著です)


(2020年5月28日発売の拙著です)


 
(2019年4月27日発売の拙著です)



(2017年5月18日発売の拙著です)

(2012年7月3日発売の拙著です)


 



ケン・マネジメントのウェブサイトは

ご意見・ご感想・ご質問は  ken@kensatoken.com   にどうぞ。
お手数ですが、クリック&ペーストでお願いします。

禁無断転載!







end